【 幼女が斬る 】
◆LBPyCcG946




19 :No.06 幼女が斬る 1/1 ◇LBPyCcG946:09/03/15 23:02:55 ID:RWiefwi6
 月もほろろな朧夜に、蠢くロリコン数知れず。一太刀を持って立ち上がる、栗毛の若瑠璃、幼女が斬る。
 身の丈三尺三寸半。初潮もまだのこの身体。義理の兄者を救う為、やってきたるは廃工場。
 悪ロリコンの企みで、携帯使って呼び出され。お兄ちゃんの為ならと、今日も今日とていざ修羅場。
「ここで会ったが百年目、むしゃぶりついて、くれようぞ」
 吼えるロリコンじと睨み、抜き出したるは、名刀虎徹。正真正銘本物の、切れ味鋭い大業物。
 命知らずのロリ狂い、四方から同時に攻め入るが、居合いに入るや絶命す。免許皆伝、幼女が斬る。
 心得なしの卑劣漢、ばっさばっさと斬り捨てる。太刀筋、神道無念流。迷わぬ許さぬ躊躇わぬ。
「何この幼女」「うわ強い」「動き早すぎ」「かわいすぎ」
 右からきたのを袈裟斬りに。左の男の喉を一突き。後ろの金玉蹴り上げて、達人幼女が宙を舞う。
「皆で囲め」「もうだめだ」「ていうかむしろ、斬ってくれ」 
 あっという間に阿鼻叫喚。幼女一人に翻弄される、大の大人の大地獄。
 そこで登場ロリ親分。前科三犯誘拐犯。久方ぶりの娑婆に出て、見かけた幼女に一目ぼれ。
「よくきた幼女、褒めてやろう。お前の兄は、まだ無事だ。態度次第で、分からぬが」
 怯む幼女の双眸は、兄者を慕う優しさを、揺れる心を映してる。結んだ口が、いとプリティー。
 兄者は両手を縛られて、猿轡されて痣だらけ。下唇を噛み締めて、ぷるぷる震える良い幼女。
「一体何人斬ったんだ。刀を捨てて、もらおうか。従わぬならこの兄の、菊門犯してくれてやる」
 こう脅されれば幼女でも、抗う事は、出来はせぬ。虎徹を捨てて前に出る。にやりと笑う、ロリ親分。
「よしよし良い子だ。かわいいぞ。頭なでなでしてやるぜ」
 ロリコンの前に歩み寄る、かわいい幼女は覚悟する。実は幼女は二刀流。隠れた刃が今光る。
 潤んだ瞳で上目遣い、両手を握って悩ましげ、小首傾げるその仕草、天下無双のおねだり上手。
 まともに喰らったロリ親分。ハートは既に、爆発寸前。かわいさ余って切れ味百倍、とどめは涙、幼女が斬る。
 頭が沸騰した親分。後ろにのけぞりぶっ倒れ、血へどを吐いて、満足げ。一瞬見えた天国は、幼女の花園幼女園。
 縛られた紐を断ち切って、兄者を救出大成功。「ありがとう」と言う兄者見て、幼女の頬が、朱に染まる。
 全てが終わった帰り道、手繋ぎ歩く、二個の影。一生一度の大決心、初の告白。幼女、「好き」。
 純な言葉を受け止めて、少し考えるお兄ちゃん。至って答えは厳かに、「年上が好き」、幼女が斬る。



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